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よしのり Home TOSS SANJO/小林 義典 |
三段構えの鉄砲一斉射撃を世界で初めて行った信長。 向山式歴史学習法を追試した。
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(◆絵「長篠の戦い」提示) 【指示】この絵を見て気付いたこと,分かったこと,思ったことを箇条書きで書きなさい。 「鉄砲を撃っている人がいる。」 【指示】教科書36頁にあるタイトル『織田信長が天下統一を目指す』を指差します。 【発問】「長篠の戦い」の絵を指差してごらんなさい。西側と東側,どちらが勝ったのですか。 「鉄砲を撃っている西側の方。」 (◆鉄砲を撃っている写真を提示) 【発問】鉄砲を発明したのはどこの国だと思いますか。 「ポルトガル?」 【説明】正解はモンゴルです。モンゴルは鎌倉時代の頃は元といいましたね。元は鉄砲を使って、ヨーロッパに攻めていきました。 【指示】資料集で「鉄砲」の説明が書いてある所があります。指差してごらんなさい。見付けた人は「見付けました。」と言います。追い読みをします。 (◆写真「ポルトガルから伝来した鉄砲」提示) 【指示】地図帳で種子島を探しなさい。見つけた人は見つけましたと言います。......○○さん,何頁のどこですか。 【説明】元の発明した鉄砲はヨーロッパに行って,それから種子島にきたのです。種子島では,鉄がよく取れます。 【指示】資料集30頁,「長篠の戦い」の説明部分を指差しなさい。追い読みをします 【説明】3,000挺の鉄砲です。この鉄砲隊を3隊に分け,3隊を順番に切れ目なく撃たせました。 【発問】3交代で撃つと,大体何秒間隔で連続射撃が出来ますか。25秒を3で割ればいいのですね。 「大体8秒間隔で撃てます。」 【発問】このような三段構えの鉄砲一斉射撃を世界で初めて行ったのは,どこの国だと思いますか。 「モンゴルです。」 【説明】正解は日本です。1618年,長篠の戦いの43年後にヨーロッパで鉄砲の一斉射撃をしたという記録があるそうです。 (◆写真「天下布武の印」提示) 【発問】「天下布武」は,どんな意味を表していると思いますか。 「天下をとる。」 【説明】武力による天下の統一,武士の力で日本全体を治めるということを意識してこの印章を使いました。 (◆絵「安土城」提示) 【指示】安土は京都に近く,交通が便利と書いてありますね。地図帳で「安土」を見付けなさい。ヒント,琵琶湖の東側沿いです。 (◆写真「楽市楽座の制札」提示) 【指示】織田信長は,この時代をどのように生きようとしたのかを考えながら教科書を読みます。 【発問】織田信長はこの時代をどのように生きようとしましたか。ズバリ一言でノートに書いてごらんなさい。書いた人から黒板に書きなさい。 「天下の統一を目指しました。」 【説明】信長は戦国の世を終わらせるために,天下の統一を目指しました。 【指示】信長が「天下の統一を目指した」ということを証明する出来事を箇条書きで書きなさい。5つ書いたら持ってきます。 「周りの大名を倒した。」 【指示】この出来事の中で,一番大切だと思われるものを選びなさい。(指名なし発表) 「比叡山延暦寺を焼いたことです。天下統一を目指すことに逆らう者はたとえ僧侶でも許さないという態度を示しているからです。」 |
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〈参考資料〉 |
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