教育実践「至誠通神」//社会/6年/大東亜戦争
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大東亜戦争緒戦と亜細亜の独立

亜細亜独立のきっかけ

TOSS SANJO/小林義典
よしのりホーム

アジア諸国の年表を縦に並べると
欧米支配からの独立時期が
ほぼ皆揃っていることが分かる。
これは,何を意味するのか!?


大東亜戦争緒戦。
マレー沖海戦やシンガポール陥落における
日本軍の戦闘ぶりは,全世界を瞠目させ震撼させた。
亜細亜の人々は日本軍の戦い振りを
どのような思いでみたのだろう。


日本の降伏後,
これまでずっと支配され続けていた
亜細亜の人々は武器を持って立ち上がる。

Webワーク(授業資料:6.87MB)

                                   *●はクリックのタイミング

【説明】(●東アジアの都市)年々発展するアジア。
    しかし,わずか70年程前,アジアは西洋の植民地でした。

【発問】●インドネシアが支配を受けたのは西暦何年からですか。(1602年)

【説明】●独立したのは1949年。●初代大統領が独立宣言をしている写真です。
     今日は,アジア独立のきっかけについて考えます。

【発問】インドネシアが独立したのが1949年。●その少し前に,ある大きな出来事がありました。
    何でしょうか。(大東亜戦争)

【説明】●日本がアメリカ,イギリスとの戦争を始めました。

【発問】●日本軍は,マレー沖でイギリス軍に大きな衝撃を与えました。
    ●イギリス首相チャーチルが,この戦争を通じて最も衝撃を受けたと手記に書いている出来事です。
    何があったのでしょうか。

【説明】●世界最新鋭の軍艦を●2隻,●日本軍が航空機で沈めました。

【説明】●空からの攻撃で動いている軍艦を沈めるのは,●世界で初めての事でした。

【説明】●マレー半島●日本軍は,ジャングルの中を猛スピードで進み,シンガポールのイギリス軍を降伏させます。

【発問】日本軍の戦い振りを,どう思いますか。

【説明】アジアの人々は,勇気づけられました。

【説明】●日本軍はアジアの人々に武器を与え,戦い方を教えました。

【説明】●インドネシアの子供達に囲まれる日本軍の司令官。
      多くの学校をつくり,みんなが勉強出来るようにしました。

【説明】●日本に留学したインドネシアの人々。●(中央を指し)後に初代大統領となるスカルノです。
    ●アジアの各地から,大勢の留学生が日本にやって来ました。

【説明】●これまでずっと支配を受けていたアジアの国々の代表が日本に集まり,会議を開きました。

【発問】どんなことを話し合ったと思いますか。

【指示】●会議の結果,出された「共同宣言」です。●拡大した所,読みます。
    「自主独立」●「大東亜の繁栄」●「人種差別を撤廃」

【説明】●しかし,日本はこの戦争に負けました。●日本が降伏した後,オランダは,再び
    インドネシア支配に戻ってきました。●しかし,その後インドネシアは独立を果たしています。

【発問】日本が負けたのに,何故独立できたのでしょうか。近くの人と相談してごらんなさい。

【説明】●インドネシアの人々は,武器を持って,戦いました。

【説明】●インドネシアのスカルノ大統領は●祖国防衛義勇軍(PETA)出身です。

【説明】祖国防衛義勇軍は,3万5千人いました。
    日本が降伏した後も,インドネシアに残ってオランダ軍と戦った日本兵もいました。
    何人くらいいたと思いますか。 (2000名以上)

【発問】アジアの他の国々は,いつ頃独立したのでしょうか。

【説明】●東アジア全体です。●独立した年を線で結んでみます。

【発問】何か気が付きませんか?(大体同じ時期に独立している)

【説明】(●独立戦争に立ち上がった人々)みな,独立のために,戦ったのですね。

【説明】●インド国民軍(INA)最高司令官チャンドラ・ボースは,日本を3度訪れています。

【説明】●イギリスの歴史家,アーノルド・トインビーは,次の言葉を残しています。

【指示】□で囲んだ所を続けて読みます。さんはい。

 この戦争の意義は,アジアとアフリカを支配してきた西洋人が
過去200年の間に考えられていたような「不敗の神」でないことを
日本人が全人類に示した
点にある。

【指示】今日の勉強の感想を書いておきなさい。キーワードは「アジアの国々の独立」です。

〈参考資料〉
◆名越二荒之助『昭和の戦争記念館』展転社
◆名越二荒之助『世界から見た大東亜戦争』展転社
◆名越二荒之助『世界に生きる日本の心』展転社
◆ASENAセンター『アジアに生きる大東亜戦争』展転社
◆中村粲『大東亜戦争への道』展転社
◆深田祐介『大東亜会議の真実』PHP新書
◆須藤朔『マレー沖海戦』学研M文庫
◆終戦五十周年国民委員会『自由と独立への道』
◆日本会議『満洲事変・支那事変・日米戦争を根本的に問い直す』 
◆『インドネシアの人々が証言する日本軍政の真実』桜の花出版
◆『インドネシア独立戦争に参加した「帰らなかった日本兵」一千名の声』福祉友の会
   その他各種ウェブサイト


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