第五回岡田幹彦講演会H20.03.08

岡 田 幹 彦  歴史講演会 主催:日本近代史に学ぶ会


幕末維新を大義を以って生き抜いた人傑

勝 海舟


平成20年3月8日(土) 第五回講演会(会場:三条市中央公民館)報告

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小林 義典

 

南洲の 後家と話すや 夢のあと

  西郷隆盛をして「実に驚き入り候人物」と言わしめ,
 幕臣でありながら,「日本」という大所高所で行動した稀有な人物。
 江戸城無血開城で江戸住民150万人の命を戦火から救い,
 西洋列強の侵略を阻む視点で幕末維新を支えた「大義に生きた姿勢」は,
 今こそ求められるのではないでしょうか。





 
次回講演は平成20年12月13日(土)に決定

 岡田先生が 
山田方谷(やまだ ほうこく) を語ります

 会場は「三条市中央公民館」です

岡田幹彦氏の講演
会場を埋め尽くす参加者の皆様
中林代表の挨拶

      

 「明治維新は時代の流れに沿ったものであり,難なく成し遂げられた」
 教科書を読むと,そのように感じられる。

 だが,そんなに簡単なものではなかったのではないか。
 明治維新は「奇跡」の歴史であったという人は多い。

 大義のために生きた人傑が居たからこそ為し得た奇跡。

 勝海舟と西郷隆盛と。
 大局を洞察し,金も名誉も命さえも打ち捨てて,
 「日本」を守る為に生き抜いた人物が日本には存在した。




 今回は,岡田先生から,幕末から明治後期までの,勝海舟の感動の生き様を語っていただいた。


 

       参加者の感想

 まず,自分自身の不勉強を痛感しました。
 江戸城無血開城は,自然な流れの中で行われたものだと思っていたからです。
 しかし,実際は,官軍と幕府側との疑心暗鬼の中,云わば,“ギリギリ”の状況の中での合意だったと知り,驚きました。

 勝先生は,実際に江戸が戦火にまみれることまで想定していたことからもそのことが伝わってきました。
 国家や国民を広い視野で捉え,それを行動に移すのは,大変なことだと改めて感じました。(M.S氏)

 一般的なことは知っていたが,今回は驚きました。
 日露戦争が聞きたかったです。(H.T氏)

 岡田先生の広く深いご見識について,文字情報より,先生のお人柄から溢れ出て語って下さる中から,
江戸時代に学び,育ち,維新を実現した両雄の真実の姿をイメージすることができ,感動の二時間余りでした。
 我々も,その日本人の魂をDNAとして内包していることに,深く思いを致し,今後の生きる指標としたいと思います。(S.M氏)

 歴史教科書に海舟の名前が出ていないと聞いて愕然としました。
 日本がおかしな方向に向かっている原因だと思わざるを得ません。
 方向転換のために,岡田先生のご健闘を祈ります。(M.M氏)

 大事を成された人物の一人であります勝氏のその精神の裏付け(剣術修行と蘭学修行)が明確となりました。
 そのようにして幕臣として活躍した勝氏だからこそ,味方であるはずの幕府や家族に敵視されても,
相手(西郷)を信じ自らをオープンに出来たのだと実感致しました。
 今後の私の生き方に関し,大変勉強になりました。ありがとうございました。(N.D氏)

 14時〜18時でも良い程(休憩を入れて)。
 岡田先生のお話をいっぱい聞きたい。(Y.K氏)

 岡田先生の熱血の講演。最高でした。(H.T氏)

 誰も語らなかった偉大なる,勝,西郷。
 誰も教えなかった,日本を形作った二人....。
 本当に感激しました。中学校で歴史を教えていた私自身,恥ずかしくなりました。
 人物を教えない,扱わない,今の学校教育は,全くナンセンスと自ら反省し恥じ入っています。
 歴史の再興こそ日本の再興です。(I.I氏)

 ありがとうございました。
 大西郷と勝海舟。岡田節に酔ってしまいました。
 先生の本物の歴史に感謝します。(M.T氏)

 いつも,ありがとうございます。
 12月13日,楽しみにしております。(K.H氏)

 正直,勝海舟という人物,また,明治維新がどれだけ重要なことか,分かっていませんでした。
 日本の未来の為に生きてきた人物がいたということ,感動しました。ありがとうございます。(W.I氏)

 歴史は大変苦手でした。
 主人について軽い気持ちで来ました。
 分からない私が大変感動致しました。
 今までの講演を聞かなかった事が大変残念です。(H.M氏)

 日本近代歴史の礎,明治維新の真意が,今日のお話でよ〜く理解できました。
 毎回思うことですが,「日本人として生まれて良かった」と。(H.T氏)

 今回も涙を流しながら拝聴させて頂きました。
 人間の器を広げる環境を養う事が,大志を立てる事につながります。
 その土壌を作るべく努力をしていきます。(M.T氏)

 心を震わされるような講演を聴かせていただき,本当にありがとうございました。(M.T氏)

 今回の「勝海舟」については,名前のみで,その偉大さは全く知らないでおりました。
 お教え頂き大変感銘を受けました。有難うございました。(Y.M氏)

 近現代史を本当に学べば,戦後のマインドコントロールから脱却できます。
 ありがとうございました。日本の素晴らしさが分かりました。(O.Y氏)

 勝海舟の本当の人物像を改めて再発見しました。
 いかに現代のもとをなしたか,感銘の至りです。
 現在の政治や官の行為や見識の無さ,又,大義をもって事に当たる姿勢の無さ....。
 勝,西郷,徳川氏の考え方の次元の高さに感服した次第です。
 本当にありがとうございました。(I.T氏)

 坂本龍馬のお師匠としか知りませんでした。今回の講演,たいへん勉強になりました。
 本当にありがとうございました。次回もぜひ参加したいと思います。(K.K氏)

 日々の忙しさに流されて生きるのではなく,目的(志)をもって生きようと思いました。(T.N氏)

 歴史のお話を大変分かりやすくドラマチックに語って下さり,興味深くお聴きすることができました。(U.K氏)

 素晴らしいお話でした。(K.A氏)

 教科書での歴史とは全く違う,本当に人々の生き様が歴史を作り,
そこに私たちが立っているのだと感じました。ありがとうございました。(M.M氏)

 初めて参加致しました。ありがとうございました。(T.M氏)

 非常に分かりやすく楽しくお聴きできました。
 西郷さんと対比され,マイナス的イメージをもっていましたが,今日から考えを改めます。
 このような歴史は少なくとも日本人としては当たり前のことですが,小・中・高校生にはどのように教えて
いるのでしょうか。疑問です。本日はありがとうございました。(N.T氏)

 史実とはすばらしいものですね。(M.K氏)

 大変勉強になり感謝しております。
 我が国の現代社会が幕末(140年前)に酷似している国の内外情勢だと思っております。
 日本の危機的状況を,如何にして乗り越えるべきか,その辺に思いを致しつつ,共に学ばせて頂きます。(N.G氏)

 この講演を知らない人が多いので,聴衆の中にポスターを貼って下さる人がいらっしゃるか
聞いてみては如何でしょうか。(K.Y氏)

 大変感動致しました。
 真の日本の歴史を語って頂き,ありがとうございました。
 ぜひ,今一度,「倫理の会」でもお話いただければ幸いです。(U.T氏)

 意義深い学びの機会を頂き,大変幸せに存じました。
 中林会長様はじめ関係各位のご尽力に心から敬意を表し,感謝申上げます。(O.M氏)

 とても素晴らしい講演でした。
 日本の歴史(正しい歴史)を見直しました。ありがとうございました。
 日本の誇りを改めて感じました。(O.S氏)

 歴史の人物をドラマチックに語って頂き,大変勉強になりました。
 歴史を知る上で大切なことだと思いました。(S.T氏)

 素晴らしいお話,ありがとうございました。
 グローバルに考えると,今の日本・中国の関係改善には,このような義をもった人物が必要,
又,排出しなければならない使命があるのではないだろうかと思いました。
 日本人であることに,誇りをもてる時間。ありがとうございました。(F.T氏)

 西郷を語ることは勝を語ること。勝を語ることは西郷を語ること。
 “愚拙に処せんのみ”との勝海舟の言葉に深く感銘を覚えました。
 更に,勝海舟の尽力によって実現した徳川慶喜の参内(明治31年)の意義を
“和解の儀式”として涙ながらに語られた岡田先生のお姿に心底涙が流れました。ありがとうございました。(K.A氏)

 貴重な講演,ありがとうございました。(H.J氏)

 大変分かり易いご講演,ありがとうございました。
 次回も是非参加させて頂きます。
 勝海舟,西郷隆盛,二人のファンになりました!!(W.T氏)

 ありがとうございました。(S.K氏)

 子母澤寛の「勝海舟」は全6巻読んで予備知識はありましたので,今日の御講演は大変分かり易く,感動致しました。
 勝と西郷。時代が二人を必要とし,見事にそれに応えたという,この日本史の奇跡,奥深さに改めて感銘を受けました。
 本当にありがとうございました。(M.T氏)

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