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大東亜戦争の背景


大東亜戦争は日本にとって自衛戦争だったのか。討論に導く。

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TOSS SANJO/小林 義典
日露戦争に勝った日本を
欧米列強は敵国として想定し始める。
中国大陸には欧米列強が次々と勢力を伸ばしている。
そのような国際情勢の中,日本はなんとか自国を守ろうと努めた。
しかし,日本は欧米により軍備を抑えられ,石油の輸出を止められ,
さらに中国大陸からの撤退を要求される。
石油がなければ戦わずして日本は滅びる。
「座して死を待つよりは....。」と,遂にアメリカとの戦争を決意した。

Webワーク(授業資料:1.07MB)

(●「東アジア地図」提示)

【指示1】日本です。
     周りにある国の名前を言ってごらんなさい(列指名)

 (北朝鮮・韓国・中国・ベトナム・タイ等)
(●「昭和6年頃の東アジア地図」提示)

【説明1】凡そ80年前の地図です
     日本の周りの国々は他国の領土となっていました

(●「昭和6年頃の世界地図」提示)

【説明2】領土は世界中に広がっていたのでしたね

(●「昭和6年頃の東アジア地図」提示)

【発問4】当時の日本が一番恐れていた国はどこでしょうか

 ソ連です

【説明3】日本はソ連の攻撃を防ぐために朝鮮を併合します
     又,満洲国の建国にも力を注ぎました

(●「支那大陸に進出する列強の国旗」提示)

【説明4】中国に目を向けてみます。
     当時の中国には様々な国の人々が住み,軍隊も置きました
     その中で,多くの日本人が中国人に殺される事件が何度も起きます

(●「スターリン肖像」提示)

【説明5】戦後発見された資料で,ソ連が背後で操っていた事が分かっています

(●写真「支那事変」提示)

【説明6】日本と中国との軍事衝突が始まりました

(●写真「援蒋ルート」提示)

【説明6】中国側に兵器や軍事費をずっと送り続けた国があります

【発問5】どこの国でしょうか(列指名)

 ソ連です
(●「中国を援助し続けた国の国旗」提示)

【説明7】これらの国々です

【説明8】当時,日本への鉄や石油の輸出が止められていました
     アメリカが世界に働きかけたのです

【発問6】鉄や石油,これが無いと日本はどんな事で困るのですか

 物が作れません
 車が走れません
 ストーブが点きません

【説明9】日本の産業がストップしてしまいますね
     飛行機も飛びませんし船も出せません

【説明10】その間,日本の周りには各国の軍隊が進出してきました
     飛行場も51箇所作られました

【発問7】日本はどうしたでしょうか

 戦争を始めた
 アメリカやイギリス等と話し合った

【説明11】最終的には戦争になったのですが,その前にアメリカと何度も
     話し合いを繰り返しました

【説明12】日本は鉄や石油等を売ってほしいと要望しました
     そして,日本と中国との争いが終えたら,日本の軍隊を日本に引き揚
     げると言いました

【発問8】アメリカは日本の要望を受け容れたでしょうか(列指名)

 受け容れなかったと思います

(●「ハルノート抜粋」提示)

【説明13】11月27日,アメリカから電報が届きました
     公式な回答です
     「日本は中国から一切の陸海空軍兵力及び警察力を撤収すべし」

【説明14】日本はこれ以上話し合いを続けても仕方無いと判断します
     太平洋戦争の始まりです

【発問9】当時の首相,東條英機は太平洋戦争は自衛戦争だったと主張しています
     太平洋戦争は日本にとって自衛戦争だったと思う人?自衛戦争ではなかったと思う人?

【説明15】次の時間に討論をします


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