勉強へのやる気が見られない娘
中学1年生になるひとり娘は、小学低学年から学習塾へ通わせ、
コツコツと勉強をしてきました。
ところが中学へ進学すると、ほとんど勉強しなくなりました。
成績が下がっても気にしていません。
勉強の大切さを話すのですが、
「やる気が起こらないんだもの」
と無視されます。
反抗期でもあるのか、娘のやる気を
どうすれば引き出せるのでしょうか。
低学年の頃からコツコツ勉強したのなら、
相当な基礎学力と学習習慣が根底にあるはずです。
これは一生ものですから心配いりません。
お子さんは、少し今までと違う世界を観てみたいだけです。
必ずまた、コツコツお勉強するようになります。
お子さんに、目標をもたせることをお勧めします。
将来の目標です。
お子さんが中学生なら、
やはり志望校合格を目指すことでしょうか…。
お子さんと週末にドライブし、近隣の高校巡りをします。
校門から眺めると、学風が何となく分かります。
「この高校へ通いたい」
「ここで勉強したい」
と直感した高校の校門前に立たせて記念撮影し、
その写真を若干大きめサイズでプリントします。
写真には「○○(お子さんの名前)、□□高等学校合格おめでとう!」と書き入れて、
リビングルームに貼るのです。
可能なら、大学や専門学校まで足を伸ばして下さい。
「合格おめでとう!」の言葉が大切です。
すでに、成功は約束されているのだという刷り込みが最も重要です。
運命は潜在意識に左右されるといいます。
自分が一番根強く想念していることが、現象に現れるということです。
家族全員が日常リビングルームで「合格おめでとう!」の言葉を目にすれば、
複数の想念が束ねられ潜在意識はますます強化されます。
将来就きたい職業を考えさせる手もあります。
その職業に就くためには、中学校、高校段階でどの程度の成績が必要なのか、
普段の生活の中で心がけなければいけないことは何かなどを、
リラックスした日常会話の中でお子さんと話をするのです。
ともに未来を語ることで、やるべきことが少しずつ明確になり、
張り合いのある日々が過ごせるはずです。
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