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 息子の担任が信頼できない

小3の息子です。

一人っ子で、基本的には楽天的に見えても、実はそうでもないタイプです。




担任の先生は男性で、一所懸命で良い先生だと思っていたのですが、1学期末ごろから

「出来る子、出来ない子」を区別している事をなんとなく感じ始めました。

うちの子はどちらかというと「出来ない子」に分類されているようです。

でも、ひどい事を言ったり、他人を傷つけたり、忘れ物をしょっちゅうしたりという事はありません。




先日、授業中に息子の名前をいわゆる「ネタ」のようにされ、

クラスメイトに笑われて本人は泣きそうなほど嫌だったようです。

担任に電話をして事情を聞いたところ、担任本人は「傷つけた」という認識はありませんでした。

息子はどんどん学校に行きたくなくなっていますし、

相談するにも実際の様子を見ているのはクラスメイトだけです。

この学年では「我慢」させるしかないのでしょうか。


電話した時に担任から謝罪の言葉はなかったのでしょうか。

お子さんが傷ついた事実を担任が認識しないなら、

学年主任や教務主任、教頭、校長など直属の上司に伝えることを勧めます。

一番話しやすそうな人を選ぶとよいです。

過不足なくゆったりと伝えられそうな人を選びましょう。





 「子供から聞いた話なので誇張があるかもしれませんが」と前置きした上で、

お子さんから聞いた話をそのまま伝えます。

さらに、担任に対して感じている不満も率直に伝えておいた方がよいです。




担任も人間ですから変な癖があります。

私もあります。

これは、人から指摘されないと気付かない場合が多いです。

率直に伝えることは、他の子供達のためにも、その担任のためにもなります。




 お子さんが困っている事実を担任の上司に伝えた後は、

難しいかもしれませんが担任を応援することに徹してみて下さい。

@お子さんの前で担任を誉める
Aお子さんの連絡帳に感謝のメッセージを書く
B授業参観で担任に挨拶する
C担任の長所を見付ける
D他の保護者の前で担任の長所を述べる



…などを積極的に実行してみて下さい。

小学生は親の心の影響を受けます。



親が学校に不満を持ったままだと子供も同じような気持ちになります。

これは大きな損失です。




「先生は自分を改善しようと努力している」

「いい担任に恵まれた」

という気持ちで担任を観られるようになれば、

お子さんの気持ちも明るく積極的な方へ向かいます。



お子さんには、休み時間などに勉強の分からない所を担任に教えてもらうことを勧めます。

全ての担任は例外なく、

子供から質問されることを喜びます。

どんなに忙しくても最優先で熱心に嬉々として勉強を教えるはずです。




そして「また分からないことがあったらいつでも聞きに来てね」と必ず言うはずです。

教師は教えたがり屋です。

教えることが嬉しいのです。

積極的に聞きに来る子を、担任は目をかけ可愛がります。

お子さんと担任の心の距離がぐっと縮まるはずです。