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小4の娘に,なかなか仲の良いお友達ができず困っています。

担任の先生からは,長所はおおらかで,優しくて,マイペース。

短所は他人のペースに付いていけず,引っ込み思案。マイワールドが強くて,典型的な一人っ子の性格と言われ続けています。

クラスの子にも頑張って話しかけても仲間に入れてもらえず,結局,休み時間は一人で何もせずボーッとしているようです。

娘には,体操教室に週1回,学研に週2回通わせていますが,

今の習い事を止めることも考慮しても友達ができやすい習い事をさせたいと思っています。

ちなみに,バレーやバスケは体験してみましたが,娘にはハードすぎてついていけませんでした。


友達が多い子は,どんな子でしょうか。

@明るい 

A深切 

B話が面白い 

C自己主張できる 

D友達を守れる強さがある 

E面倒見がいい 

F懐が深い

G打ち込んでいるものがある …

といったところでしょうか。




この中に「自分もこのようになりたい」と強烈に思えるものがあったら,

具体的な目標を設定してなりたい自分になるようキャラ変革に取り組む価値はあると思います。





例えば「明るい」自分になりたいならば,

@鏡の前で笑顔の練習をする 

A級友の長所を毎日十個見付ける 

B級友が幸せな様子をイメージする 

C級友の手助けを毎日一つ実行する …

といったことに取り組みます。





体操教室での学びは皆の前で模範演技をする機会を得やすく,

学研での学びは級友に勉強を教える際に威力を発揮します。

現在の習い事を変える必要はありません。

お子さんが学びたいことを学ばせるのが一番です。





人工知能やロボットなど,先端技術がものすごい勢いで進歩する時代,激動の時代ですから,

今ある職業の半分が数十年後にはなくなると言われています。

発想力,企画力,実行力などが現代より強く求められます。

協調性とともに,マイワールドがものをいう時代なのかもしれません。




小学女子の人間関係はかなり難解で,

既成グループに入ったりグループ内の人と仲良しになったりするのは意外と難しいものです。

お子さんはクラスの子に話しかける勇気があります。

これはなかなか出来ないことで素晴らしい実行力だと思います。




不足にフォーカスするより「今」与えられている恵みに感謝するのが「生命の教育」です。

既にされていると思いますが,お子さんが学校から帰って来たらまず満面の笑みで抱き締めます。

シビアな子供社会で一日頑張ったお子さんです。

お母さんに無条件で愛されていることを実感出来たお子さんは「何があっても大丈夫」というメッセージが潜在意識に刻まれ,

冒険心に富んだ大人になるといいます。




船は帰る港があればこそ航海に出られます。

お子さんがいつでも安心して帰って来られる港,それがお母さんです。