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最近,小学2年生の次女の友達関係で悩んでいます。

仲良しの友達2人から仲間はずれにされているというのです。

状況を聞くと,おそらくこの年頃の女の子にある「仲間外れ遊び」のようでした。

次女はなんとか自分に勇気を持とうと泣きながら笑っている姿を見ると,

親として痛烈に心がいたみます。

子供自身で解決してほしいと見守るべきか,親が登場するべきか悩んでいます。


担任に相談することをお勧めします。

担任が事実を知っていることが大切です。

誰が仲間外しのリーダーで,構成員は誰かなどの

具体的な事実を担任が把握していないことがあります。



ただ,担任が情報を得ても,即効性はないかもしれません。

担任が直接指導したり学級全体で話し合ったりしても,

仲間外しをする子の考え方や言動が変わるまで時間がかかります。

その子に強烈な「気付き」の機会がないと,なかなか変わりません。



お子さんには次の三点をお話し下さい。

 一 あなたは悪くない

二 相手に気に入られようとしない(気に入られようとするほど苦しみが続く)

 三 一人でも良いから他にお友達をつくる


低学年のお子さんには難しいかもしれませんが,もし可能なら次のようなお話もして下さい。

 四 相手にも良い所があるはず。相手の良い所を見付けて,遠くで見守る

 五 元気に明るく生活していれば,お子さんに一番ふさわしいお友達が必ず現れる

仲間外しをしている子には,後々自分自身が仲間外れにされる時期が必ずきます。

お子さんが相手に気に入られようとせず他のお友達と仲良く過ごすと,

仲間外しをしている子が自分の非に気付けるかもしれません。

お子さんが相手の気に入られようとしないことは,相手のためにもなります。



自分に勇気をもとうと泣きながら笑えるお子さんはとても健気です。

お子さんが帰宅したら「今日も一日よくがんばったね」と抱きしめてあげたくなりますね。