小学2年生の長男は,どうしても自分の気持ちを相手に伝えられないようです。
断りたいのに断れない。
自分は一緒に遊びたいのに遊びたいと言えないのです。(その逆も)
他の子たちを見ていると,自分を主張する気持ちが強く感じられ,
息子ももう少し自分を主張してもいいかなと思います。
どうすれば相手とうまくコミュニケーションが取れるようになるでしょうか。
成功体験がほしいですね。
気持ちを素直に伝えて,それが受け容れられる体験です。
「思ったことを言っていい」
「嫌なら断っていい」
と実感させたいです。
自己主張をためらう原因は,様々に考えられます。
@もともと寛容で柔軟な性格
A相手に嫌われたくないという思いが強い
B何と言ったらいいか分からない
C優柔不断
D自分が嫌い
E自分の本心が分からない …
お子さんの話に耳を傾け,どのように困っているかを推察しましょう。
そして,ご家庭で自己主張の練習をします。
@家族が友達役になり「一緒に遊ぼう」「嫌だ。僕はやらない」などとお子さんに声をかけさせる
A家族がお子さんの役を演じ「それはやりたくないから,やらない」などと友達役のお子さんに言う…
「一緒に遊ぼう」と誘った時の気持ち,「やらない」と断られた時の気持ちをお子さんに問うてみて下さい。
自己主張って意外と簡単だなと思えたら大成功です。
紙を縦に二等分し,自己主張した際のメリットを左側に,デメリットを右側に列挙させ,
「どう?明日は自分の気持ちを伝えてみる?」
と選択させるのも有効です。
「明日は友達を誘えれば百点」などと一日に一つの挑戦で十分です。
学校から帰ったらお子さんの話を笑顔で聴きましょう。
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