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小学4年の息子の寝つきの悪さについてです。

他の子は早い時間に,30分もあれば寝ると聞きますが,

うちの子は1時間半くらいかかり,遅いときには夜11時を回ることもあります。

どんなに公園で遊ばせても,お風呂に長くつけても時間が早くなりません。

もう少し早く寝てほしいのですが,どうしたらいいでしょうか。


早寝の秘訣は「早起き」です。




日の出とともにカーテンを開けて朝日を浴びせましょう。

「早起き」した日は「早寝」になります。
 




お子さんの起床時刻は何時頃でしょうか。

10歳児童に必要な睡眠時間はおよそ10時間ですから,

6時起床なら20時就寝がベスト。




20時就寝のために,毎朝6時きっかりにお子さんの掛け布団を笑顔で取っ払い,

たたんで収納してしまいましょう。

掛け布団を剥がれたら起床せざるを得なくなります(笑)。




起床時刻は家族会議で決定することも大切です。

皆で話し合って決めた事柄は,家族間に強制力が働きます。
 





夜眠くなるのは脳内でメラトニンが分泌されるからですが,

テレビ画面などの強い光やスマホなどの液晶画面が発するブルーライトは,

このメラトニンの分泌を抑えるそうです。





就寝時刻が近付いたら部屋の照明を少し暗くして,テレビは消しましょう。




そもそも現代人の生活は照明が明る過ぎます。

月明かりや行燈で暮らした時代には戻れませんが,

少しでもそうした環境に近付けるよう努める価値はありそうです。
 




頭脳と体を同じ程度に疲労させると寝つきが良くなるといいま

宿題を終えたお子さんに「確かめテスト」をしてみてはいかがでしょうか。

宿題に出た漢字をいくつかちゃぶ台に人差し指で書かせたり,

計算をもう一度チラシの裏にさせたりするのに1分もかかりません。




宿題への取組姿勢が変わります。

授業で今日初めて学んだ内容を一つだけ家族に説明する時間を設けるのも有効です。

学習内容の理解力,表現力ともに高まりますし頭脳も心地良く疲れますから,

満足して眠りに就くはずです。