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小学6年生になる一人息子は,勉強もできず,運動もダメ。

競争心もなく,協調性もありません。

好きな物はゲームと漫画と食べること。

誰にもひとつくらいは良いところがあると言いますが,わが子には見つけられません。

自分にもないのですから仕方ないかもしれませんが,

これから先どのように育てていけばいいのでしょうか。




小学生は勉強や運動をしなくても不自由しませんから,

頑張ろうという気持ちになりにくいかもしれません。




しかし,子供達は誰でも「勉強や運動が出来るようになりたい」と

心の奥底で願っています。
 




人が目覚めるのは,進級,進学による新たな出会いや受験,就職など節目の時季です。

節目節目で,自分の使命に気付いていきます。
 




習い事に試験や昇級があるのは,向上心や目標をもたせ切磋琢磨させるためでしょう。





小さな節目をつくるという意味で,お子さんが興味のある習い事をさせるのは一つの手立てです。





継続が難しければ「おもしろ科学教室」など地域の単発イベントに参加させます。

民間主催のイベントは山ほどあります。

新たな出会いと刺激があります。




百キロメートル徒歩の旅や自然キャンプの体験などは,

お子さんを大きく成長させるはずです。
 




「高学歴」より,「自制心」や「やり抜く力」のある人,

「しつけ」を受けた人の方が人生を成功に導くそうです。




これなら家庭で身に付ける手立てはたくさんあります。





 「這えば立て,立てば歩めの親心」

…どうしても,わが子には多くを期待しがちです。



しかし,もっともっとという「不足」の思いは,お子さんに必ず伝わります。

「どうせ俺なんか」という投げやりな気持ちをお子さんに抱かせてしまいかねません。





 「人それぞれに花あり」…いい所が無い人はいません。

お母さんの心の眼でお子さんのいい所をたくさん見付けて下さい。



お母さんが見付けたお子さんのいい所が,ますます強化されます。