中学1年の息子が親の言うことを聞きません。
「早く勉強したら」などとちょっと言うと,
「放っといてくれ」「黙れ」など激しく言い返してきます。
どうしてこんなに反抗的になってしまったのか,
今までの育て方が間違っていたのか。
息子に反抗されるとついイライラして自分も怒鳴り返してしまいます。
息子とどう接していけばいいのか分からなくなりました。
お子さんは順調に成長されています。
中一といえば思春期。
体や心の変化から,ただでさえ不安定になりがちです。
価値観の変化から親を批判的に観るようになりますし,
独り立ちを模索する時期で親と距離を置きたがります。
反抗されたら「独り立ちの準備をしているな」と考え,
逞しく育った未来の姿を思い描きましょう。
「早く勉強したら?」は小言に聞こえますので
「今日の勉強は何時から?」
と嬉しそうに問い,紙に書いて壁に貼らせます。
お子さんに選択,決定させます。
笑顔を絶やさないことも大切。
脳の神経細胞ミラーニューロンの働きで,
お母さんが笑顔でいるとお子さんも笑顔になります。
反抗的な態度は仮の姿に過ぎません。
思春期をソフトランディングさせると,
バランスのとれた豊かで頼もしい青年になります。
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